「水星檸檬の樹」
原曲さまはこちら
以下大変動画に対する自己解釈などが含まれております。
反省と自己満足と俺TUEEE満載です。
ネタバレなどが嫌いな方はご覧になられないほうが無難です。
制作環境としては
WinXP、メモリ512M、スケブに色鉛筆、水彩、SAI、微調整フォトショ、編集アフエヘ6.0pro、あとエンコでフリーソフト色々です。
作業期間はコンテ1日、下書きから取り込みまで5日くらい、編集2日くらい。つまりは1週間作品。
作り始めた動機は間違いなく「水星檸檬の御伽噺」を聞いて、物語を照らし合わせてしまったからです。
あと、「泣いている少女に微笑みかける恋に狂った男」の図が思いついたから。
なのでテーマは「僕はあなたを愛しています。だからあなたも僕をあいしてください。」
キャラについて説明すれば動画については一発で説明がつくと思うので以下簡単なキャラ設定。
本当はカイトあたりえらいこと長いんですが省略!
カイト→水星檸檬の樹に取り込まれた男。生まれながらの「罪人」
カイトを描く上で自分が決めてることが「絶対にマフラーに近い何かを付けさせる」ことなので今回は首吊り縄です。でもちょっとうまく表現できてると自画自賛。
(以下追記。御伽噺部分を含めた設定につき蛇足のため反転してます。)
母は罪人だったため、樹のあった場所(処刑場)で殺された。当時僕(役:カイト)はまだ赤子。
それから数年後(8〜10歳位?)母のことを知り、星のうわさを聞き水星檸檬の樹がある星へやってきた。この時点で処刑場は廃場に、廃場には水星檸檬の樹が。
星のうわさは「泉に願えば願いが叶う」。
泉へ来たときに罪人たち(母の姿中心)に取り込まれてしまう。生きたまま取り込まれたため樹の化身のような存在に。
それから少しずつ、樹の成長とともに本人も成長している。
メイコを見たとき、生きた人間の姿を見て嬉しかったこととかつての自分を思い出したこと、何よりもアダムとイヴのようなーーー一目惚れで捕らえてしまう。
罪人に育てられたようなものなので、悪いこといいことの認識はあまりない。その辺がテーマの言葉に繋がってます。
補足説明やったら水星檸檬の樹についても説明入れといた方がいいと思ったのでついでにかなり蛇足な彗水星檸檬の樹の設定も。
概要は曲にあるとおり。人喰いの樹。どちらかというと人恋しい樹。取り込んだりするのは樹自体の意思です。優位なのは樹>カイト
メイコ→ミクの足を治す為に水星檸檬の樹のうわさを聞いてやってきました。
恐怖が愛に限りなく近い何かに変わったようです。
ミク→メイコの妹。車椅子で歩けない状態。歩けない理由はメイコ絡みだってさ。
リンレン→水星檸檬の樹。もっと家族が欲しいから、次は誰を迎えにいこうか?
コメントでリンレンについて触れた方がいたのにはしこたまびっくりしました。SUGEEEE!!エスパーかと!
あとキャラ設定というか、作った動画全般的に大体共通して言えることなんですが
注意書きには「カイメイっぽい気がする」と書いてありますが、作ってる段階ではカイメイを意識していません。
PVであるそれぞれの動画の中で、「KAITO」や「MEIKO」が出ている場合はその曲の「役」をそれぞれが演じている、というつもりで作っています。
なので今回は僕=KAITO、君=MEIKOに演じてもらっています。
だから出来上がってみたらアレこれカイメイにみえちゃう・・・!?と思ったので「カイメイっぽい気がする」PV動画です。
余談ですがカイメイとかも好きです。でも曲のカテゴリは年長組ってカテゴリの方がどっちかというと好きです。
実は先に聞いた曲は「水星檸檬の御伽噺」の方だったんですね。(今は非公開になり、樹のほうで動画のZIP自体が配布されています。)
なので反省でもあるんですが、そちらのイメージに引きずられすぎてます。これは超反省。
原曲が色鉛筆画の動画だったので、そのイメージを引き継ぎたいってのと
自分がアナログだと色鉛筆塗りなので、その対抗心だとかそんなのもあって色鉛筆動画です。
はじめてアフエヘも使って見たので、とりあえずはスライドショー形式でいこうと思ってました。
画面動かすことがとりあえずの目標。
それからどうしてもアナログで色塗った画面ってデジタル画と混ぜると反発してうまいことあてはまった記憶がほとんどないので、
アナログでやるなら全面アナログ絵で!ということでそれもスライドショーの要因の一つかも。
でも物語の構成は気に入ってます。
描きたいシーンもたくさんかけたし、何よりも〆が少しだけ救われているようなやっぱり救われていないような、微妙な加減が出せたと思ってます。
もうこの曲のPVさえ作れれば思い残すことはないぜ・・・へへ・・・と思ってたんですが、PVの中で回想っぽいシーンの演出を付け加えたせいで
あれちょっと動画作業もっと色々できて面白いんじゃない?とか思い出してしまいまして。
結局夏のお祭りの間にまた作りたい衝動に駆られていました。
そんな意味でも、動画作りのきっかけをもらえたのですごく大切な作品です。